今日は、先日ベックがホームセンターに畑で使う培養土を買いに行った時の
出来事を紹介します。
購入した培養土をカートに乗せて車に戻ろうとしていたベックの目線の先に、
たくさんの培養土や肥料の袋を積んだカートを掴んでいる子どもがいました。
掴んでいたのは小学低学年くらいの男の子でしょうか。そして数段に渡って
積んである袋の1段目に腰掛けるようにして、弟と思われる3歳くらいの男の子が
いました。
やや傾斜にはなっていましたがカートを動かしてはいないので大丈夫だろうと思い、
ベックはそのまま自分の車に向かいました。
すると後ろから「危ない!」という女性の声が聞こえました。
ベックが振り向くと、先ほどの小学生の子の隣に、母親と思われる女性がいました。
次の瞬間、母親と思われる女性が小学生の子に「何しているの!」と言って、額の
辺りに平手を一発入れました。
・・・・・・。
詳しい状況はわかりませんが、小学生の子がカートを動かしたのでしょう。それで
カートの前に座っていた弟に何らかの危険が起こったと思います。
さて、あなたはこの話をどう思いますか?
まず危険なことを子どもが起こした場合は、
しっかりと叱らなくてはいけません。
「怒る」ではなく、「叱る」のです。
親が感情的になるのは「怒る」です。
子どもに重要なことを伝えるのは「叱る」です。
「叱る」ためには体罰はマイナス要素です。なぜなら体罰を受けた子どもは、
自分が起こした危険なことの内容よりも体罰を受けたことの方を重要視する
からです。
なおかつ体罰を受けた子どもは、自分は親に嫌われている、とか、自分はダメな
人間だ、とか思うかもしれません。いずれにしてもいいことはないのです。
あとですね、危険なことをさせた責任は母親と思われる女性にもあるのではないか
と思うのです。自分の不注意を棚に上げて、子どもを怒ってはいけません。
子どもにあれだけたくさんの袋を積んだカートを触らせる状況をつくったのは、
間違いなく母親と思われる女性だと思います。まずは自分の不注意を反省するのが
先です。そして、危険があったけれど大事に至らなかったことを感謝するべきです。
それから子どもに危険なことを起こさないことを伝える(叱る)べきです。
こんなことを考えながら帰ってきて、自宅の畑に土を入れたベックでした。
つくづく子育ては勉強になります。
日々我が身を戒めています。
それではまた!
ベックでした!
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