今日の内容は、ベックのカミングアウトです

以前少し触れましたが、ベックの通っていた高校は男子高でした。
男子高ゆえに?ある噂がある学校でした。その噂とは・・・。
同性愛者の同好会がある

要するにホモの会があるっていう噂です

その名も
メロン会

近くの女子高には
レモン会

があるとも言われていました

というわけで、ベックは実は・・・
というのは冗談でして

カミングアウトの内容はペンギンのお話です。

このブログのベックの顔写真欄にペンギンの写真を載せています。
ベックにとってペンギンが救いになっていた時期があったからです。
以前勤務していた時に、とても強い風当たりで接してくるケアマネジャーの方が
いました。便宜上Aケアマネとしましょう。
ベックは日々のAケアマネからの強い風当たりに参ってきていました。
そんな時期に自宅でたまたま見ていたテレビがペンギンのドキュメンタリー番組
でして、ペンギンの過酷な現実を放送していました。
ペンギンは卵を孵化させて育てるまでの間、夫婦で交互に卵やひな鳥を守り、もう一方の親鳥が餌を獲りに行くのですが、餌を獲りに行く海には危険が一杯です。シャチやらアザラシやらが餌を獲りに海へ入ったペンギンを襲います。ペンギンの夫婦のうちどちらか片方でも欠けてしまったら、その子どもの命は絶たれてしまいます。
ベックが見た映像で衝撃を受けたシーンはこんな内容でした。
父親である親鳥が海に餌を獲りに行きました。たくさんの餌を獲った親鳥は急いで陸に戻ります。あと少しで陸に着こうかという所まで来ましたが、そこにアザラシが待ち構えていました。
親鳥はアザラシに襲われます。大きな口で首のあたりをガブっと噛みつかれました。アザラシに海の中に引きずり込まれようとされた瞬間、親鳥は懸命に暴れたのか、アザラシの口から逃れることができました。
アザラシから逃れた親鳥は素早く泳いで陸に上がりました。親鳥はペンギン歩きで母親と子どもの待つ巣へ向かいますが、カメラが親鳥をズームアップで捉えると、親鳥の首からは大量の流血が滴り落ちています。
それでも親鳥は歩きます。母親と子どもに餌を届けようと歩きます。しかし、出血がひどいため親鳥は地面に倒れてしまいます。他の仲間が近づいてきて励ましているのか、倒れた親鳥をつつきます。でも親鳥は立ち上がれません。
しばらくすると励ましていた仲間も離れていきました。もうだめか・・・と思った瞬間、親鳥はゆっくりと立ち上がりました。首からは依然として多量の出血が痛々しいままです。立ち上がった親鳥は、しっかりと顔を上に上げてジッと空の方を見上げていました。視線には力があるように見えました。頑張って妻と子どもに餌を届けることができるのか・・・。
期待は届きませんでした。父親である親鳥はまた地面に倒れてしまい、それからはもう動くことはありませんでした。
ベックはこのシーンを見て自分の悩みの小ささにショックを受けました。
自分は仕事をして給料をもらって、そのお金で食べ物を買って、その食べ物を
食べて生きている。
自分が今やっている仕事で殺される心配があるのか?
Aケアマネは自分を殺すのか?
そんなわけはありません。そんなことは当たり前にわかっていることなのですが、
当時のベックにとってはこの父親のペンギンから改めて気付かされたのです。
これで当時のベックは救われました。
補足ですが、更に気付きを得たベックは、Aケアマネが何故強い風当たりをして
きていたのかが、今では理解できています。
当時のベックに足りない点を教えてくれていたのです。
そのことに気付いた今では、Aケアマネに感謝しています。
あなたにとって、苦手な人はいますか?
実はその人は、あなたにとってとても大事な気付きを与えてくれる人かも
しれませんよ。
それではまた!
ベックでした!
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