2012年03月26日

〜生きづらさの正体 世間という見えない敵〜をひも解くB

こんにちは。ベックです。今日も「ワクワク」していますか?



では「世間」をどのように捉えるかを考える前に・・・。



前回「世間」についての異議申し立てをしましたが、

「ひろさちや」氏の本によれば、

釈迦もキリストもソクラテスも聖徳太子も臨済も親鸞も皆一様に

「世間を否定し、真の人間になれ」と言っていたというのです。


それぞれの偉人たちの詳しい内容はここでは触れませんが、

「真の人間」

になることが幸せになることだと、わたしも強く思います。


では「真の人間」とは何か?

―世間の物差しを全面的に信用せず、それから自由になって生きることが

できる人が「真の人間」である。自由というのは自分に由(よ)ることであって、

「世間の人」は世間由の人だ―

と「ひろさちや」氏は言っています。


「真の人間」は自由である。
自由に生きることは幸せだ。


どうです?しっくりきませんか?

ということは「世間の人」はとても不自由で不幸な生き方をしているわけです。

圧倒的に「世間の人」の方が多いのですけれどね。



さてここから「世間」をどのように捉えるかを考えていきましょう!


わたしは自由である「真の人間」でありたい。

しかし、わたしは「世間」によって「生きづらく」させられている。

どうしたらよいか?


こう考えますか?


ちょっと違います。

「真の人間」は自由なのですから、「生きづらさ」はないはずです。


???
でも「世間」は「真の人間」に「世間圧」をかけてきます!


その通りです。とてもたくさんかけてきます。


それでいいのです。


「ひろさちや」氏の結論はこのような内容だとわたしは捉えています。


いいですか?

「真の人間」は「世間の人」の物差しを全面的に否定します。

自分が否定した物差しで考えてきた内容で圧力をかけてこられても、

全然問題ないのです。

それが「真の人間」です。


重要なのは、

あなたは「真の人間」になりたい、
ではなくて、
すでに「真の人間」なのですよ!


ということです。あとは本人の自覚だけです。

ではあなたが「真の人間」であることを自覚できるお話を次回に

お伝えしましょう。


どうですか?「ワクワク」していますか?

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タグ:ひろさちや
posted by ベック at 14:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〜生きづらさの正体 世間という見えない敵〜をひも解くA

こんにちは。ベックです。今日も「ワクワク」していますか?



さて「世間」とは何か?について考えていきましょう。

辞書によると、

人が集まり、生活している場。自分がそこで日常生活を送っている社会。世の中。
また、そこにいる人々。

ということです。ということは、会社や学校の知り合いはもちろん、家族もそうですね。

また、会ったこともない人も含まれます。すなわち他人は全員「世間」の構成員です。

これが人を「生きづらく」している元凶です。

このように説明されてもちっともわかりませんでしょ?

ではひも解いていきましょう。


「世間」とは、「人が集まり、生活している場」ですから「上手く」運営するために

秩序や常識などといった「世間」の論理があります。

この秩序は常識はだいたい「〜しなければならない」とか「〜ねばならない」と

いう表現であることが多いです。例を挙げるときりがないですが、

・お金がないと不幸だから一生懸命働かなくてはならない。
・そのためには子供の時から頑張って勉強せねばならない。

ですから「世間」とは、「人が集まり、生活している場」だけではなくて、

そこにある秩序や常識を含めて「世間」であると考える必要があります。


では、「世間」の秩序や常識からはずれた行動をとった人に対して

「世間」はどのような影響を及ぼすのでしょうか?


テストで30点だった子供に対して、

もっと勉強しなさい!

という圧力をかけたりします。


「ひろさちや」氏はこれを、

「世間圧」

と呼んでいます。


人はこの「世間圧」によって「生きづらく」させられているのです。


と、ここでちょっと考えてみましょう。

先ほどわたしは、

―「世間」とは、「人が集まり、生活している場」ですから「上手く」運営するために

秩序や常識などといった「世間」の論理があります―

と書きましたが、

「上手く」運営しているなんて誰が決めて
いるのですか?


いいでしょうか?いわゆる「世間」の論理では様々な秩序や常識を我々に求めて

きますが、一体誰がこの秩序や常識を考えたかもわかりませんし、果たしてこれが

「上手く」運営されているかもわからない代物です。


まずはこの視点を理解してください。


人は「世間」によって「生きづらく」させられているけれども、この「世間」そのものが

実体のない幽霊のようなものだ、ということです。


ですから「ひろさちや」氏は、

―世間も世間圧も幽霊みたいなものであって、びくびくした人間だけに幽霊が見える―

と言っています。


次回は、このわけのわからない「世間」をどのように捉えればよいかを

考えていきましょう。

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タグ:ひろさちや
posted by ベック at 13:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〜生きづらさの正体 世間という見えない敵〜をひも解く@

こんにちは。ベックです。今日も「ワクワク」していますか?



さて、これから数回にわたって「ひろさちや」氏の

〜生きづらさの正体 世間という見えない敵〜

をひも解いていきます。


なお、今回のきっかけとなったのは、このブログのアンケートで

「全然ハッピーではない」に投票した人が多いこともありますが、

わたしの周囲の方へのメッセージでもあります。

わたしの大事な人が「生きづらさ」を感じているのであれば、

わたしはいつでも寄り添う準備ができています。


それでは始めます。



「ひろさちや」氏はこの本でいくつかの小説や噺・童話などを引き合いに

出して、「生きづらさの正体」を説明しています。

(いくつかの話を引き合いに出すことで読んでいての面白さを与えているので、
それはそれで楽しいのですが、その楽しみを味わいたい方は直接本を購入して
読むことをオススメします。)

本のタイトルにすでに書いてありますので、答えはもうわかると思うのですが、

「生きづらさの正体」は「世間」です。

「世間」って何でしょうか???

「ひろさちや」氏はこの「世間」が人を「生きづらく」している、と言っています。

ですからまずこの「世間」を理解する必要があります。

そして次に「生きづらさ」の原因の「世間」をどう捉えて、自分がどのように

生きていけば「生きづらくないか」を教えています。

ですからこの本での視点はあくまで、

自分が「生きづらくない」ための視点

です。

ここがアドラーと大きく違う視点です。

あっ、誤解があるといけないので先に書いておきますが「ひろさちや」氏の

視点がこれだけということではありません。この本においてはこの視点に

特化して教えている、ということです。

アドラーの教えは、この教えに加えて「自分はもちろん、他者も幸せに」と

いう視点があるので、アドラーの視点があれば「生きづらさ」を感じることは

あまりないのです。ただ、アドラーの教えはなかなか深いので、まずは

「ひろさちや」氏の教えから入りましょう、ということです。これで「生きづらさ」が

解消されたら、是非アドラーの教えに飛び込みましょう!


話がそれてしまったので、「世間」とは何か?については次にひも解いて

いきます。

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posted by ベック at 10:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

〜生きづらさの正体 世間という見えない敵〜

この本の著者である「ひろさちや」氏。

有名な人ですので知っている方も多いと思います。

この方は宗教評論家ですから、アドラーとは視点が異なります。

アドラーは心理学者です。

わたしは基本的にアドラーの考え方を勉強中ですが、

「ひろさちや」氏の視点はわかりやすいので、オススメです。

わたしのアンケートで「全然ハッピーではない」という人が多いので、

これから数回にわたって「ひろさちや」氏の視点をこの書籍を通じて

ひも解いていきたいと思います。

アマゾンで中古であれば数百円で買えるので、じっくり読みたいと

いう方は是非読んでみてください。

例え話もとても面白いのですが、少々独特な言い回しというか表現を

する面もあるので、幾分読みにくいかもしれません。


 

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posted by ベック at 10:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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